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2018年9月28日

前期終業式

 前期期末考査終了後、前期終業式を実施しました。

 

 

校長式辞 


 

 

平成30年度前期終業式式辞

 

みなさん 前期期末考査お疲れさまでした。本日で前期が終わりです。明日から、つかの間の秋季休業です。過ごし方は様々でしょうが、この期間に、次に述べることを行って、この期間を本当の意味での「節目」にしてほしい。そのような意思をもって過ごしてくれたならと思います。

 具体的に言うと、自分の心のはたらきや状態をかえりみる時間にして欲しいと思います。細かく言えば、①前期経験した事実を思い返す。②経験した出来事の背後にある因果関係を考えます。③自分の行動は適切だったのか、その状況で自分の役割は何だったのか、ということに意識を巡らしてください。出来事を振り返る → 他者や環境を振り返る → 自己を振り返る。この順番で、外から自己の内面へ、深く入り込んで、自分を振り返って欲しい。そうすることで、秋季休業は、後期開始時に新たなスタートを切るための「節目」になると思います。

学生時代は、入学式・新学期・新学年・終業式など「節目」にするチャンスが沢山あります。しかし、社会人になると、どこかずーっと節目なく続く感じがします。転勤や配置換えが頻繁にある職種もありますが、まれです。しかし、一方で「節目」は自分で意識すれば、いつでもどこででも作れるものでもあります。一日にも始まりと終わりがあり、一週間にも、一ヶ月にも、一年にも、その変わり目を「節目」にして、気持ちの切り替えをして、先ほど述べた「振り返り」を行えばいいのです。

人は「節目」があって、振り返りがあるからまた頑張れる。盛大にお祝いをしなくても、これまでどうだったか。何が良かったか、悪かったか。それを踏まえて、これからどんな風にするか。それを考えるだけで、全然違います。「節目」は大切な新たな決意をする時間です。生きていく中で、もし「節目」というものが無いと、単調でメリハリがなく、さぞかし面白くない日々だろうと思います。

節目を持った植物に竹があります。地震が来たら竹やぶが安全って聞いたことはありますか?竹は節がいっぱいあるから、折れたり倒れたりしにくいからです。「竹」の強さは、力を加えても折れずに曲がり、また元に戻る「しなやかさ」にあります。その「しなやかさ」を生んでいるのは、「節」があるからです。それが、「竹」の強さの秘密になっています。

竹の「節」は、厳しい冬を乗り越えることで、太く、立派な「節」になると言われています。人間の節目には成功や喜びの「節目」もありますが、挫折や悲しみの「節目」もあります。辛いことや厳しいことがあり、時には落ち込んでしまうことがあっても、それに耐え、これからどんな風に生きていくのか、新たな決意をして、再スタートをする。この行為が、太い「節」を作り、苦しいことがあっても決して心が折れない「しなやか」な強さを作っていくのだと思います。

「しなやか」な強さを身に付けた、君たちと同年代の人物に、将棋の最年少プロである藤井聡太(ふじいそうた)7段がいます。昨年12月、当時中学生で4段だったのですが、節目となる公式戦通算50勝を達成したときに、「11局指してきたのが節目(せつもく)の数字となりました」と述べています。「せつもく」とは聞きなれない言葉ですが、漢字では「ふしめ」と同じです。意味もおおむね同じですが、微妙にニュアンスが異なり、「ふしめ」と読む場合は「ものごとの区切り」という意味が強く「せつもく」と読むと、「小分けの細目」の意味が強くなるそうです。

藤井7段は、今後も勝利数を積み重ねていくでしょう。この50勝も一通過点として、あえて「せつもく」という言葉を使ったのかもしれません。しかし、おそらく彼は、勝敗にかかわらず対局ごとに、先ほど述べた、振り返りの作業を行って「ふしめ」を作り、成長し強くなってきたのだと思います。

細かくひと区切りひと区切りを意識して過ごすことが、節を作ることになり、やる気や成長につながります。いずれ、皆さんは社会人となります。「今からこれをやるぞ!」という意識と、やり終えたら「結果はどうだったか?」という振り返りをして、常に心を強くもって成長していきましょう!

 それでは皆さん、良き「節目」をお迎えください。そして、後期は、より良いスタートを切ってください。

 

 

 


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