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2018年4月6日

前期始業式

 新年度を迎え、平成30年度前期始業式を行いました。

 


 

校長式辞 


 

式辞

 

八百四十三、「843」、何の数字かわかる人いますか? 東京オリンピック開会まで、あと843日と言う意味です。長者原交差点近くの「官兵衛うどん」には、本校の卒業生で2020年東京オリンピック、女子フェンシング代表候補、福島史帆実選手の応援の看板が立てられています。この看板は、東京オリンピックまでのカウントダウン表にもなっています。今朝、登校途中に見てきた人もいると思います。

本校を応援してくださる方々は地域に沢山おられます。官兵衛うどんのご主人は自他ともに認める福岡魁誠高校の応援団です。皆さんに対する思いは、並々ならぬものがあります。私が本校に赴任して、最初に知り合い語り合った地域の人でもあります。私たち福岡魁誠高校の教職員も、当然、皆さんの応援団です。応援の仕方、愛し方は、先生一人ひとり異なります。新しく見えられた先生を含め、皆さんには、その特徴、性格を把握して、先生方の応援を受け止められるようになって欲しいと思います。

応援団とは特定のスポーツ選手やチームをひいきにして、試合などの際に組織的に応援する人々。また、広く、特定の人に助力したり賛同したりする人々の集まりです。

この「応援」という行為について、4月2日の西日本新聞朝刊のコラム「春秋」は、考えさせられる内容だったので紹介します。▼重松清さんに「あすなろ三三七拍子」という小説がある。舞台は新年度から部員ゼロとなる大学の応援団。廃部の危機に、OB幹部の会社社長は中年社員に社命を下す。「大学に入り団を再建せよ」…途中飛ばします…▼今日から新年度が実質スタートする。新しい一歩を踏み出した方々に、団長の言葉を借りてエールを送る。「自分のことを一生応援してくれるひとに出会ってくれ」「自分が一生応援したくなるひとに出会ってくれ」

「あすなろ三三七拍子」については、全く知らなかったので、いろいろ調べてみました。「あすなろ三三七拍子」はテレビドラマになっています。放送当時、テレビドラマとしては記録的な低視聴率を記録しています。しかし、口コミでは非常に評価が高く、一時は、連続テレビ小説『花子とアン』に次ぐ2位のクチコミランキングを記録しています。内容は「毎週泣ける」といったものが多く、「打ち切りを危惧した熱狂的なファンがネットで署名運動を行った」とありました。

「あすなろ三三七拍子」には、心に残る珠玉の言葉があります。一部を紹介すると、『人間には2種類の人間がいる。人のことを応援できる人間と応援できない人間だ。人の事を応援できない人間は、人からも応援してもらえない。お前は応援団に入ったんだ。とにかく心から人のことを応援できる人間になれよ』、病で死にゆく父親が、応援団員になった息子に託した言葉です。また、私たち教職員の戒めとなる言葉もありました。『応援というものは、そもそもごう慢なことです。精一杯頑張っている人間に「もっと頑張れ」と言うわけですから。ですから、われわれ団は応援される人間よりも、もっともっとたくさん汗をかくのです。人に「頑張れ」と言うからには、応援するわれわれがもっと頑張らなければ応援する資格なんぞ持てません』、応援団OBが後輩の応援団員につぶやいた言葉です。

そもそも、応援したくなる人とはどのようは人でしょうか、私は、決して「できる人」ではないと思います。私の場合は、「一生懸命頑張っている人」です。一方、応援できない人、いや、応援しづらい人とはどんな人でしょうか?私の場合は、「冷めている人」です。挙句に、一生懸命頑張っている人に対して、「冷ややかな目を向ける人」です。最悪なのは、声に出していないかも知れませんが、「何まじめにやってんの?」と「人を笑う人」です。『人を応援できない人は人から応援してもらえない』これは真実です。残念ながら、そのような人がいるのも事実です。しかし、そのような人も、ちゃんと変わってくれると私は信じています。なぜ、そう思うのか?答えは、簡単です。そのままでは決して幸せにはなれないからです。人との繋がりが広がっていかないからです。幸せへの道は簡単です。ともかく、明るく、元気で、一生懸命頑張っていると、応援されるようになります。応援されると嬉しくて、また頑張っちゃいます。すると、次第に喜ばれるようになり、感謝されるようになり、さらに応援されるようになります。この連鎖は、加速度的に広がっていきます。その際、強い弱い、大小、勝ち負け、一切関係ありません。人は、直向きにコツコツ努力し続ける人を応援するのです。新年度の始業式にあたり、皆さんにそのことを伝えておきます。

最後に、「あすなろ三三七拍子」の言葉をもう一つ述べて、式辞の結びとします。意味は自分で考えてください。『応援とは、自分以外の誰かのことをがむしゃらに思うことだが、他人のためのものだけではない。始まりは他人のためであっても、結局は自分に跳ね返ってくるもの。』

 

 平成30年4月6日 

福岡県立福岡魁誠高等学校長 跡部 秀之

 

 

 


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